適したレンズの色

そのため、色々な方の目を見てきました。
その中でよく遭遇する目の病気に白内障があります。
多くは手術を受けたため、今までのメガネの度数が合わなくなって処方箋を持参されてメガネを作るというお客様です。
術後すぐは視力が安定しないため、多くの人は術後3か月後くらいに来店されます。
もちろん眼科の処方箋通りに作りますが、その時に提案するのがレンズに色を入れるということです。
白内障は、水晶体と呼ばれるカメラで言えばレンズの役割を果たしてる部分が白く濁ってしまい、光を乱反射されたりものが霞んで見えたります。
それを手術で治療するのですが、そうなると今まで霞んでいたものがはっきり見えるためまぶしさを感じる方が多くいます。
それを軽減するためにレンズに色を入れることを勧めています。
もちろん、サングラスのような色の濃いものではありません。
10パーセントから15パーセントくらいの薄い色です。
レンズメーカーがまぶしさを軽減するタイプのレンズを販売していますので、その色を入れるといいでしょう。
手術をしたお客様何人かにそのレンズを勧めてかけてもらっていますが、どのお客様にも目がしんどくないと好評です。
ただレンズに色を入れるのでなく、まぶしさ軽減の色を入れると白内障の術後にはいいですよ。